水素水

水素水とは

「水素水」というのは、水素分子を豊富に含んでいる水のことを言います。
水素水が世の中に知られるようになったきっかけは、九州大学の教授らによって水素水の研究成果が発表されたことにあります。
水素水ではこの水素の働きによって優れた抗酸化作用を発揮します。
水の中に水素を溶存させるシンプルな成り立ちなので内臓への負担も少なくて、抗酸化作用を持っているものの中でも扱いやすい部類に入ります。
水素はビタミンCなどとは違って血液脳関門を通過することができるため脳を含めた全身に抗酸化作用を発揮することができるのです。

 

抗酸化作用を持つ物質の中でも水素水は特に優秀なものであることがわかります。
しかしどれくらいの量の水素が水中に含まれていると水素水になるのかといった具体的な定義はいまのところありません。
水素はとても放散しやすいので水中に溶存し続けることもできません。
そのため工場などで水素水として作られて出荷されても消費者の手元に届くときにはただの水になってしまっている可能性もあることが水素水の問題点であるといえます。
消費者が水素水の溶存量を知りたければ、酸化還元電位計を使って計測することになります。
酸化還元電位計は市販のものを使えばいいと思います。
これがあれば簡単に計測できて水素の有効量を推測することができます。
業界では一般的にマイナス200mv以上のものを「電解還元水・水素水」と呼んでいます。
プラスマイナス0からマイナス199mvまでのものを「水素水」としています。
電気分解方式で生成した水素水の中には30気圧以上の高圧で溶解した水素が溶解しています。
この溶存水素の一部は活性水素で、この活性水素を含んでいる水素水を特に「水素水」と名付けています。